ボウリングシューズの構造と選び方を解説!値段によって全然違う

2021/10/23

「ボウリングシューズって何を基準に選べばいいの?」
「安いシューズと高いシューズの違いって何?」

ボウリングシューズを選ぶときの大事なポイントは以下の2つです。

  • パーツが交換可能かどうか
  • 紐かダイヤル式か


ボウリングシューズの基本的な知識と選び方を元ボウリング場スタッフが解説します。
ぜひ参考にしてください。

ボウリングシューズの構造

ボウリングシューズは左右で構造が違います。
なにが違うのかというと、靴の裏=ソールです!


 
岩見彩乃プロのフィニッシュ
右利きの方は、
右足:蹴り足
左足:軸足
 
左利きの方は
右足:軸足
左足:蹴り足
 
と呼ぶことにします。

蹴り足のパーツ

まずは蹴り足のパーツを紹介していきます。
以下のパーツが取り付けられています。
・キックパーツ 

 
投球のフィニッシュで地面をグッとけるときに有効なパーツです。
ゴムで出来ていて、摩擦力が高いのでパワーを前へ伝えるために役に立ちます。
 
かかとのパーツは特に用途がないので初期パーツで問題ありません。
後述する軸足のパーツはかかとも重要なのですが、そちらのパーツがあまっているのでしたら、それを使っても問題ありません。

軸足のパーツ

軸足には以下のパーツが取り付けられています。
・スライドパーツ
・ブレーキパーツ


スライドパーツ

スライドパーツはフィニッシュで、前方にスライドするためのパーツです。
すべりやすい素材で出来ており、滑りやすさの違う多くのパーツが販売されています。
 
ボウリング場やその日の湿度によってすべりやすさが変わってくるので、練習に入る前に思った通りにすべるかどうかチェックする選手が多いです。
 
初心者の方は、マイボウラーがアプローチの上にたって滑り具合を確認している様子を見たことがあるかもしれませんね。
 
これは、その日の滑りやすさを事前に確認する大切な作業なのです。

ブレーキパーツ

つまさきがすべるパーツということは、かかとは止まるためのパーツです。
右利きの方は、右足で地面を蹴り、左足で踏み込んでスライドしたあとにかかとで止まります。
 
これもキックパーツ同様にゴムで出来ており、摩擦の違うパーツが数多く販売されております。
 

実際にシューズを選んで見よう

ここまで、ボウリングシューズの構造を説明しました。
今からシューズ選びのポイントを解説します。
 
ポイントは3つ。

  1. パーツ交換可能かどうか
  2. ひもorダイヤル
  3. デザイン

 ひとつずつ見ていきましょう。

 パーツ交換可能かどうか

ボウリング場のレンタルシューズのように、左右のパーツがすでに埋め込まれていて交換不可能なケースがあります。
 
特に初心者用の2000円くらいのマイシューズは、張り替えができません。
そのため、商品ページに「右利き用」・「左利き」の記載があります。

個人的には、最初から張り替え可能なシューズ(左右兼用)をおすすめします!
・滑らない(滑りすぎる)
・ブレーキ効かない(効きすぎる)
 
こういった状況でパーツ交換ができないとどうにもなりません。
交換可能シューズを買うと替えのパーツがいくつかついてくるので、おすすめです!
 

 

ダイヤルか紐か

近年、ダイヤル式のシューズが登場してきました。
管理人は、新しいもの好きなのでダイヤル式のシューズを愛用しています。

詳しくは、「ダイヤル式ボウリングシューズをレビュー!独特のフィット感がメリット」で解説していますのでぜひ参考にしてください。


 
ここは好みで選びましょう!

デザイン

一番重要です(笑)
モチベーションを上げるために、気に入ったデザインを選ぶことは本当に大切です。

まとめ

  • ボウリングシューズには特殊なパーツがついている
  • パーツ交換可能なモデルを選んで、様々な状況に対応しよう!
  • 便利なダイヤル式もあるよ!
  • 最終的にはデザインと価格で決めましょう!