恥をかかないためのボウリング場マナーを元スタッフが解説

2021/11/16

「ボウリング場で恥ずかしい思いをしたくない」と悩んでいませんか?
スタッフや周囲の人に"マナーの悪いお客さんだ"、と思われるのは嫌ですよね。

そこで、元ボウリング場スタッフの私が「これだけはやめてほしい」という迷惑な行動をランキング形式で紹介します。
スタッフとしての経験をもとに、よくあるマナー違反をまとめました。

たとえば、自分達のゴミを捨てずに置いて帰る人。
スタッフも人間ですから、マクドナルドなどの食べカスや切った爪を散らかして帰る人を見ると、いい気持ちはしません。

この記事では、そんなボウリング場マナーをスタッフ視点を交えながら解説しています。
気持ちよくボウリングを楽しむために、ぜひ参考にしてください。

ボウリング場のマナー① ファールラインを超えて投げてはいけない


ふざけてレーンの中まで入る行為はやめましょう!
ボウリング場の中には、ラインを超えたらブザーが鳴るのではずかしいです。

理由は2つあります。

1つ目はお客さん自身の安全のためです。

ボウリング場のレーンの中にはオイル(油)がひかれており、そこに足を入れるとすべってこけます。
頭を強打して大怪我をした人を、私は見たことがあるのです。。

楽しい雰囲気を壊さないように、レーンの中に入るのはやめましょう。

2つ目の理由は、ボウリングシューズが汚れたり、傷んでしまうからです。

ボウリングシューズの裏は特殊な素材でできており、意図的に滑るようにつくられています。
レンタルシューズで投げる時、スーッと滑るような感覚があると思います。
ところが、その部分に油が付着すると、素材が傷んで本来の滑りやすさがなくなってしまうのです。

こうなると、ボウリング場的には嬉しくありません。
新品のシューズでも、一瞬にして性能が失われてしまうのです。
  
スタッフが注意している光景を見たことあるかもしれません。
あるいはすでに注意されたことがあるかもしれません。
 
「ちゃんと理由があるんだな」と思って素直に聞いてくれると嬉しいです。

ちなみに、ファールライン超えて投球したらそのフレームは本来0点です。

ボウリング場のマナー② 食べ物や飲み物は捨てて帰ろう

ベンチやテーブルにゴミをたくさん置いて帰るのは、やめたほうがいいでしょう。 
放置されたゴミはすべてスタッフが片付けています。

それが仕事といえばそれまでですが、混雑しているときやスタッフの人数が少ないときはゴミを捨てて帰ってくれるお客さんが本当にありがたいのです。
マイボウラーの方は、テープ類やクリーナーを帰りにゴミ箱にぽいっと捨てて帰ってくれるだけでお互い気持ちのよい空間になると思います。

ボウリング場のマナー③ ピンがセットされたのを見てから投げよう

ボウリングはピンが自動でセットされます。
機械が1投目の前にピン10本セットしたり、2投目の前にちらかったピンを払ったりしてくれます。

そのとき、下図のように安全バー(スイープという)が出ているはずです。


ボールを投げるタイミングを早くしすぎて、この安全バーにボールを当てないようにしましょう。
当ててしまうと、スタッフがレーンに残されたボールを取りに向かう必要があるのです。

また、安全バーが破損した場合は弁償を求められることもあります。

とはいえ、ちゃんと見てなくて安全バーに当たってしまったというケースも十分考えられます。
そんな時は、焦ってレーンの中に入らずにスタッフを呼んでくださいね!

その他ボウリング場のマナーまとめ

ここまで紹介したマナー以外で、役に立ちそうなものを紹介しておきますので参考にしてください。

  • ボール・シューズを借りたらもとの場所へ返す
  • 食べながら投げない
  • 食べ物やジュースをこぼしたらスタッフを呼ぶ
  • 隣のレーンと同時に投げない


まとめ

最低限のマナーと共に楽しくボウリングをしましょう!